プロアングラー/ルアーデザイナー・加藤誠司のオフィシャルサイトです
気ままに綴るフォトブログ
[2011-03-31]
2本のロッド
今日も夕方にクランクベイトのフィールドテストをしていました。 この何日間は、ボディーの大きさが60mmで潜行深度が1.5mのモデルをテストするのに2本のロッドを交互に使いながら釣りをしています。 一本はポイズングロリアス164ML、低弾性カーボンのカバークランキング向きのロッドです。もう一本はポイズングロリアス176Mでディープクランク用に開発されたロッドです。釣りに行っているのはアシの前のリップラップですが、あえて硬さとタッチの違うロッドを持って行きます。なぜ、この二本を使うのかというと、ルアーが販売された後に誰がどんなロッドでこのルアーを使うかわからないから、ロッドによってどれだけ使い心地や釣果が左右されるのかを知っておきたいからです。実際、同じクランクでも164Mでリトリーブするとルアーの振れ幅が大きくなり、引き心地は軽くなったような気がするし、176Mだとアクションがタイトで引き心地は重くなります。 私自身が、プロトタイプの内にタイプの違うロッドでキャストして、リトリーブして、魚を掛けてみれば、出来上がったルアーのポテンシャルを納得することができますからね。