プロアングラー/ルアーデザイナー・加藤誠司のオフィシャルサイトです
気ままに綴るフォトブログ
肩こり
スーツを着てきっちりとネクタイ締めて、飛行機や新幹線での移動がこうも続いた今週はさすがに疲れました。普段着慣れていないものを着て長時間いると、どうも調子が良くありません。もともと私は、ルアーのデザインでパソコンの画面を見たり、細かい作業が続いたりすると肩こりしやすい体質なので、今回はすべてが蓄積して、ガチガチという感じです。
以前は肩がこるとマッサージにいってほぐしてもらっていたのですが、一回のマッサージくらいではスッキリしないこともあり、最近は指圧が気に入っています。指圧でじっくり時間をかけてしてもらう時は、3時間コースというのがあるくらいですから、悪くなる前に早めに治療しないといけないんですけどね。今日は肩こりをとるフルコースをしてもらい、だいぶ楽になりました。温泉にでも行ってゆっくりしたいものですな。
屋形船
本日は日本釣用品工業会の理事会で八丁堀へ。
私の担当は、フィッシングフェスティバルの事業説明とワーム環境対策検討会の報告でした。その後は、屋形船で業界の偉い方々と懇親会。屋形船に乗るのはこれで2回目。
晴海から出船して東京タワーが見えてきて、レインボーブリッジをくぐり、お台場で停泊し、景色を眺めながら食事と宴会で2時間半ほど過ごし、また晴海に戻ります。普段アルコール類を一切飲まない私は、年に何度かのおつきあい。ビール一杯で真っ赤になってお相手をしていました。こういう席でいろいろなメーカーの社長と仲良くなって、釣り人の為になる業界作りが大切なんです。
ワーム工場
今日は工場へ行ってきました。フリックシェイク3.8のサイトマジックを生産中です。
写真は、成型した後で冷却しているところ。成型したてのワームは柔らかくてクセがつきやすいので、このように吊るしておきます。2日ほどすると、みんなが使っているのと同じくらいの硬さに安定します。ワームのカラーは、製品の太さの違いとかで色の見え方が違うので、原料の色を見ただけで出来上がりの色を想像するのって結構難しいんですよ。
13年前の雑誌
本棚を整理していたら1997年の雑誌がでてきました。そう、13年前の雑誌。
「豪華保存版!38人の最強ウェポン スーパーカタログ」って懐かしい。何といっても登場人物がみんな若い!誰がどのプロか分かりますか?この頃流行っていたルアーは、ラッキークラフトのCB200やサミー。エバーグリーンではコンバットルアーシリーズ。メガバスではジャイアントドックX。また、テクニックとして流行り始めているのは、ロボリーチのダウンショットリグ。今ではあたり前のようにある「タングステンシンカー」は、記事内のどこにも見当たらない。
そうそう、思いだしてきた。ラッキークラフトを立ち上げて3年目くらいの頃で、釣れるかなと思いついたルアーはすぐに作って、ボックスがプロトだらけになっていました。あの頃からの積み重ねがあって今があるんだな。シミジミ・・・
削り出し
昨日に続きビックベイトつながりということで、春までにいくつか試そうと思っていた25cmくらいのジョイントルアーのデーターを作ってみました。マイキーは160mm、バックボーンクリッカーは170mmですから、250mmとなるとかなり巨大ではありますが、ベイロン300にも50センチくらいのバスがヒットするので、モンスターを狙うのには良いのではと思います。
プロトタイプはコンピューターでデーターを作り、マシニング(3D彫刻機)でプロットするのですが、60mmくらいのクランクベイトを削り出すのに3時間ぐらいで済むところを、これだけボディーが大きいと一日がかりでやっと出来上がります。
途中で刃物が折れたりしなければ明日の朝にはルアーの形になっているはず。上手くできていれば、組み付けをして、まずは水槽のバスで反応を見てみます。
忘れかけていたビックベイト
この時期になると、来年の新製品のネタで開発スタッフとのやり取りが頻繁になります。今まで作ってきたプロトタイプが入ったボックスをひっくり返してみたり、書き溜めたスケッチを見直したりと、気に留まるものを探します。すでに新作クランクベイトやソウルシャッドなど決定アイテムがある中、そういえばあのビックベイト達はどうなった?ということで探したのが、一昨年の七色ダムでの取材で使用する為に作ったソフトビックベイト。
コイ、アマゴ、ニジマスと出てきました。最近は、ビックベイトを投げる人は減っているようだけど、コアなファンには面白いかなと思っています。(発売するか思案中)何といっても、これ系のリアルなマッチザベイトには、他のルアーに見向きもしないモンスターが反応しますからね。
夕食
ジャッカル横の「すき家」で夕食。
私が注文したのは、スタミナ系生姜焼き定食とヘルシーな冷ややっこ。
横に並ぶ濃い人たちは、小野プロ、 川島さん、伊予部プロ、秦プロ、と手前に肩が写っている山木プロ。フィッシングショーなみの顔ぶれ。このメンバーでずらっと食事している時に、バスアングラーが入ってきたらどんな感じなんでしょう。あいにくお客さんにアングラーの方はいませんでしたけどね。
明日はこのメンバーでミーティングをします。
新製品の取材
今日は雑誌の取材を受けました。この写真でどこの雑誌社かわかる人はかなり業界通。ピンクのTシャツのお顔を知っている人も多いのでは?インタビューでは、新製品のソウルシャッド68ついて熱く語っときました。今月と来月は、来年の新製品について各雑誌社とも取材合戦です。
JAFF委員会
日本釣用品工業会には、フィッシングショーを担当する部門があります。ジャパン・フィッシングフェスティバル委員会、略してJAFF委員会。今日は大阪で会議がありました。以前も書きましたが、来年から横浜で開催されるのは「フィッシングフェスティバル」になるため準備は1年半前から進められています。ようやくあと3ヶ月半になり、ラストスパートって感じです。結構いろいろと準備が大変なんです。こんな写真でスイマセン。
ロケの反省
昨日は徳島県の桑野川でルアーフリークのロケでした。市内の渋滞に巻き込まれてしまい、釣り場に到着したのは9時近くになってしまいました。すぐに川の中を覗き込むとナイスサイズのバスが数匹泳いでいるではありませんか。すべてを釣れるつもりになってニコニコ顔でオープニングの挨拶をしているところです。
ところが・・・・・この後の展開がどうなったかは、放送をお楽しみに。