プロアングラー/ルアーデザイナー・加藤誠司のオフィシャルサイトです
気ままに綴るフォトブログ
雨の後の釣果
雨が降って水位が上がったので「これはチャンス!」と流入河川へ新しいクランクを持ってテストに出かけました。川に着くと思ったより強い濁り。バスの姿は見えません。とりあえず、クランク投げながら500メートルくらい移動してきたら、ガツンとアタリ。瞬間、ラッキーと思ったけど引きが違う・・・。
ちょっと残念
神戸へ誘われてのシーバス釣りは、時合いがくるとポツポツ釣れました。 私は岸際でイワシを追い回すシーバスを見つけてサイトで一匹(シーバス釣りにきてもサイトかよ!)という結果になりました。 一緒に釣っていた仲間で合計7匹、バンバン釣れるって程ではありませんでした。 釣れたルアーはアイアンプレート、プロトルアー、レンジバイブ、トランザム95。 基本的には高速引きのリアクションの釣りなので、ソウルシャドみたいな細身のルアーが、メタルバイブくらい飛ぶようにできれば完璧なんですけど、作るのは難しそうです。リベンジできるルアーを考えてみます。
バスマスタークラシック
今日はアメリカで開催されているバスマスタークラシック2011最終日。日本時間の朝6時30分からインターネットライブでウエインショーを見ました。バスマスタークラシックは前年度の上位50人で競われる世界最高峰のバストーナメント。優勝賞金は4200万円と破格です。私は桐山プロが出場した時に応援に行ったことがありますが、会場を埋め尽くす観衆の中、トレーラーごとスタジアム内に入って来てウエインする光景は、バスプロが憧れる最高の舞台です。今年は日本人選手では清水プロただ一人がエントリーされました。エンジントラブルがあったらしく、修理してくれたスタッフへのお礼を書いた紙を見ながら英語でスピーチしていました。
クラシックの結果は、ケビンバンダムプロが2年連続・4度目の優勝を果たし、2010アングラーズオブザイヤータイトルとともに世界で最もバストーナメントに強い男となりました。彼とはトーナメントの会場でルアーについて何度か話したことがありますが、カラーやアクションについて強いこだわりがあり、こんなルアーを作れないかとリクエストを受けたこともあります。
写真はE.S.P.Nのライブビデオの画面。バスマスターのホームページはこちら。興味があったらアクセスしてみてください。 http://espn.go.com/outdoors/bassmaster/index
そんなぁ
時間かけて削りあがったプロト。なのにキャストするとき後の壁に激突させてしまいこのありさま。どんだけ強く当たったらこんなに壊れるのかと思うほど破壊されてしまいました。1個削るのに2時間、内部に錘など配置して接着して塗装して2時間、時間と手間をかけて作ったのにやらかしてしまった・・・。もう一度やり直しだ・・・。
映画 あしたのジョー
あしたのジョーのアニメ世代ということもあって、映画、観に行きました。
キャストが演じる矢吹ジョー、力石徹、丹下段平は、私の中のキャラクターのイメージとぴったりで、よくこんなハマり役を見つけてきたなと感心。時代背景も「昔はこんな感じだったよな~」と感じさせるストーリーで、今の日本の風景からは想像できない。貧乏や不遇というのが身近だった60年代を育ってきた世代には懐かしいと思える作りでした。
「明日は、今日という日をきれいごとで過ごしているような奴には永久に来ない」の台詞を思い出し「仕事しよ」と思いました。
今日の琵琶湖は荒れ模様
今日は一日中強い風が吹いていました。
夕方になって少しおさまってきたものの、立地的に風裏になるジャッカル側ではまだ白波が立っています。雨と風、そして濁り、魚の動く要素が整いました。
10日前の水温は5度くらいで、それから昨日までに一気に8度ちかくになっていたので、魚も春を感じて動き始めているのではないでしょうか。それに加えて今日の「荒れて、濁って、人が出ないからプレッシャーもかからない」というのが重なって、来週あたりはバスが見える水深まで上がってくるような気がしてわくわくします。
湖の春はもうすぐ?
今日は暖かいので、テストサンプルのクランクベイトとシャッド(ソウルシャッドの小型モデル)をマリーナへ投げに行きました。水槽でアクションチェックできても、釣り場でのフィーリングはやはり現場でないとわからないですから。ロングキャストしたときの飛行姿勢、潜り具合、手に伝わってくる感触など一通りを試した結果、70点くらいはあげれそうな感じでした。少し気に入らない部分があるので修正しようと思います。
そろそろ会社に戻ろうかと思っていたところに、マリーナのお客さんが55センチの春らしいバスを釣ってきました。今日は暖かい大潮、ビックフィッシュが動きそうな気がしていましたが、案の定。秦プロもアンモナイトシャッドで65センチがでたそうです。あと2週間後あたりから、湖の中には本格的な春がやってきそうな気配です。それまでにテストサンプルをいっぱい作っておかないと!こうしてどんどん忙しくなってしまうのでした。
ベイトフィネスクランク
新しいタックルとプロトのクランクとの相性をチェックしました。
ポイズングロリアス164LにアルデバランMg7。ラインは8ポンドでクランクベイトは5.5gです。
ジャッカル前の水路で、どのくらい飛ぶかや引きごごち、キャストの精度等いろいろと試してみました。このセッティングだと5ポンドラインを巻いたスピニングタックルでキャストするのとほぼ代わらない飛距離がでます。狙ったポイントにもズバズバ入るのでかなり戦力になりそうです。