プロアングラー/ルアーデザイナー・加藤誠司のオフィシャルサイトです
加藤誠司デザイン全ルアーのご紹介、使い方ワンポイントアドバイスなど
MINNOW
フィッシュイーターの魚達の普段の餌に形を似せたミノーは、マッチザベイトと言う意味でもルアーフィッシングにおいて重要なポジションを占めている。スポーツフィッシングにおけるルアーとして認識できる最古のものは、1800年代のイギリスのファントムミノー(Phantom Minnow)と言われていて、現在のミノーとは形こそ違うが小魚をイミテートしたれっきとしたミノーである。ミノーの中で歴史的に有名なのは1936年にRapalaの創設者ラウリ・ラパラが漁師として魚を採るために生まれてきた“ラパラ”や、アメリカで“ラパラ”を超えるべくプラスティックで作ることに成功したレーベルミノーなどがある。私が初めてバスを釣り上げたのも、ラパラ社のカウントダウンラパラDC5だった。
私は、ミノーをいくつかの種類に分けて考えるようにしている。
1) リップでしっかりと水をつかみウォブロールでしっかりと泳ぐタイプのもので、トラウトやシーバス系で使うことが多いタイプ。
2) 小さめのリップで、ジャーク、トゥイッチした時にスライドアクションやイレギュラーアクションを重視したタイプ。
3) 多少背中が高く、幅広のベイトフィッシュに形状が似ていてジャークから止めた時の止まりが良いタイプ。
4) ディープダイビング、サスペンドで深いところで止めて誘えるタイプ。
5) リップレスで水の押しが弱く、水面近くのベイトフィッシュをイミテートしたタイプ。
という感じだ。この5種類の中で“どのタイプを魚が求めているか?”を判断し、使い分けることができるようになれば、たいていの魚は釣ることができるようになる。
また作り手の立場からすると、ミノーは、ただ小魚のフォルムを真似ればよいという単純なものではない。生きた小魚よりもよりベイトらしくするために箔を貼ったり塗装を施すのだが、一番重要なのはアクションさせた時に出るリズム、本物とできる限りシンクロしていることが望ましい。
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