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加藤誠司デザイン全ルアーのご紹介、使い方ワンポイントアドバイスなど
VIBRATION
バイブレーションルアーといえばフラットシェイプでラトル入りのシンキングタイプというのが定番だが、始まりはヘドン社のソニックのようなノンラトルタイプやフローティングが活躍した時代もあった。ラトル入りのタイプは、ポッパーストッパー社のバイウーブギ(コトコト音のラトル)、コーデル社のスポット、ラトリンスポット(ジャラジャラ音)が発売され、その後ビルルイス社のラトルトラップが出回った。バイブレーションルアーはラトル音の変化が大きな革新をもたらしたジャンルのルアーだ。
ラトル音にはいろいろな説があり、小魚が群れで泳いでいる時にでている骨の軋む音と波長が同じだとか、ボトムをつつく音に似ているとか、バスの側線を直接刺激するなどなど。また琵琶湖でよく聞くのは、ジャラジャラの音が高いバイブレーションは小さい魚が良く釣れ、コトコトタイプやサイレントタイプは数は釣れないけれども大きい魚が釣れるなどである。実際にトーナメントでサイレントタイプが連勝したこともあったので、あながち間違えではないかもしれないが、科学的に証明されたことではない。ラトルの素材はいろいろとあり一般的なのは鉛。他にはスチールボール、真鍮、タングステン、ガラス玉などがあり、玉の大きさは3mm〜5mmくらいが一般的でこの他にバランスウエイトが頭部に入っているというのが基本的な組み合わせだ。ルアーによってはボディ内で数種類のラトルが組み合わさって入っているものもある。バイブレーションルアーは広範囲を釣る時に使われる為、キャスト時の飛距離を気にするアングラーが多い。飛行姿勢が安定して良く飛ぶタイプのものは、頭を下にして腹部で空気を切り裂いていくようなウエイトバランスのものだ。だからほとんどのバイブレーションルアーはボディの頭部にバランスウエイトが入っていて姿勢を維持するようにできている。
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